ドラレコなどをフロントウィンドウの上に付けようとして、エブリィのAピラーに付いている内装カバーをはずそうとするとぶつかる難関が、Aピラーに付いている昇降グリップのボルト外し。
このボルト、10mm六角ボルトの中にプラスドライバー用の溝が掘ってあるので、大型のプラスドライバーでボルトを回そうとしても、工場での締め付けがきつい為、ドライバーが溝をなめてしまいドライバーでボルトを回せなくなってしまいます。
かといって、10mmレンチで回そうとしても、昇降グリップの孔とボルト径との空きがすくなく、ソケットレンチのセットに付いてくる10mmソケットは厚肉すぎて昇降グリップの孔にソケットが入りません。
そこで必要になるのが薄肉のソケットですが、アマゾンで探してもちょうどよいのが見当たらず、ホームセンターで探すとあるにはあるけど結構なお値段で買うのを躊躇してしまいます。
そんなこんなで、Aピラーの内装カバーを外すことができず、ドラレコの配線はむき出しのままケーブルクリップで固定したままになっていましたが、偶然ダイソーでちょうどよい工具を見つけました。
それが、この「ソケットレンチ アダプター付 No.151」。
本当は同じシリーズのラチェットハンドルが欲しかったのですが、その時ちょうどラチェットハンドルが品切れだったので、自分はラチェットハンドルの代わりに「先端ビット取り替え式ドライバー」を買いました。
で、ソケットレンチをこのドライバーに取り付け、ウォーターポンププライヤーでドライバーの柄をつかんでグイっと回すと、あれだけ回すのに苦労したボルトがあっさり回り、簡単にボルトを取り外すことができました。
一度ボルトを回せれば、あとはそんなに力を込めて締め付ける必要もない箇所なので、プラスドライバーだけで簡単にダックできるようになります。
ネットを見ると、このボルトを回すためにドライバーの溝をなめきっしまい、手持ちのソケットも使えず、結局はボルトをドリルで貫いて撤去し、タップでねじ山を作り直す苦労をしている方もいるようですので、そんな苦労をしなくてよいよう、ダイソーのソケットレンチアダプターの情報をアップしておきます。