フォレストオートさんのリフトアップスプリング、届きました
ずっと気になっていたフォレストオートさんのリフトアップスプリング。
ようやく、我が家にもやってきました。
フォレストオートさんのサイトを見て、いつかはエブリイに付けたいと思っていたパーツです。
箱を開けると、納品書と取付説明書、製品カタログ、そして嬉しいことにステッカーまで。
納品書、取付説明書、フォレストオートさんの製品カタログに加えてステッカーも入っています。
スプリング本体はきれいな銀色で、地金ではなく防錆の粉体塗装がされているそうです。
眺めているだけでもワクワクします。
ずっと憧れていた理由
私は山道を走るタイプではないけれど、冬の盛岡は圧雪で道路がデコボコ。
日陰の裏道なんて、深い氷の轍（わだち）ができていて、気を抜くとすぐに車が底付きしてしまうんです。
そんな環境だからこそ、「一度はリフトアップしてみたい」と思っていました。
ただ、あまり極端に上げる勇気もなくて（笑）
ちょっと上げて乗り心地も良いと評判の、フォレストオートさんの3.5cmアップに決めました。
取付をお願いした場所
取付説明書を見ると「認証工場での取付を推奨」と書かれていました。
それなら、と日頃お世話になっているスズキのディーラーさんに相談してみたところ、「保証外パーツだけど、OKですよ」と気持ちよく引き受けてくれました。
交換費用は2万円。
個人業者さんでも1万5千〜2万円ほどかかることを考えると、安心料込みで納得の価格です。
リフトアップ当日
ディーラーは職場のすぐ近く。
昼休みに車を預けて、仕事帰りに引き取りに行くと――
そこには、ほんの少し背が高くなったエブリイが待っていました。
担当の整備士さんによると、スプリング交換と光軸調整に加えて、アライメント調整までしてくれたとのこと。
思わぬ気配りに感謝しかありません。
さらに「前輪のキャンバーが少しポジティブ気味なので、もし外側のタイヤが減るようならキャリィ用の補正パーツを入れると良いですよ」とのアドバイスまで。
その後、一週間ほど経った頃に整備士さんから「取付後の調子と光軸の確認を無料でしますね」と丁寧なフォローの電話が。
このあたりの対応は、やっぱりディーラーならではの安心感があります。
リフトアップして感じた変化
まず感じたのは、「目線が高くなった！」ということ。
たった3.5cmの違いなのに、運転席に座ると景色が変わります。
ちょっとハイエースのような視界で、走っていて気持ちがいい。
帰り道の国道は、トラックのチェーンで削られたデコボコ路面。
以前なら「ドコ！ドコ！」と響いていたのが、「トン！トン！」と少しマイルドになった気がします。
裏道の深い轍も、見下ろすような視線のおかげでラインを見極めやすくなり、段差を乗り越えるときも足回りがしなやかに追従してくれる感じ。
安心感が全然違いました。
雪道の走りやすさは、確実に上がったと思います。
コーナーでもエブリイがしっかり踏ん張るようになって、「お、いいじゃん」と思わず笑ってしまいました。
ちょっと気になる点も
もちろん、良いことばかりではありません。
足回りが硬くなった分、路面の凹凸を拾いやすくなりました。
盛岡の裏道は路盤が荒れているので、
盛り上がった舗装をスピードを落とさず通過すると、前よりも車が跳ねやすくなります。
また、舗装がはがれた穴にタイヤを落とすと、「ドゴッ！」と強めの衝撃。
後ろに妻を乗せているときは、
その跳ね上がりで機嫌を損ねないように（笑）、
路面の様子をよく見ながら慎重に走っています。
もしかすると「乗り心地が良くなった」という評判は、
バンの硬めのスプリングから交換した人の感想なのかもしれません。
ワゴンの場合、もともと柔らかい足回りなので、違いをより強く感じるのかも。
でも、都市部や幹線道路を走る人には、
この硬さはそれほど気にならないと思います。
まとめ
多少の硬さはあっても、
「ちょい上げで見た目がぐっと良くなったこと」と、
「雪道やカーブでの安定感アップ」のメリットは圧倒的に大きいです。
だから僕は、これからもフォレストオートさんのリフトアップスプリングを楽しみながら付き合っていこうと思っています。
